「第4回 福祉車両寄贈式」を開催しました。
2022.09.22
9月14日、浜松市南区のスズキ歴史館において、「第4回 福祉車両寄贈式」を開催しました。
昨年度は新型コロナウィルスの感染予防のため、寄贈先代表1法人にお伺いし、施設屋外にて寄贈式を開催したため、今年は2年ぶりに歴史館での開催となりました。
寄贈式では初めに、当財団の鈴木修理事長が挨拶を行った後、目録の贈呈が行われました。
(鈴木道雄記念財団理事長 鈴木修)
目録の贈呈後、各法人の代表者様からご挨拶を頂戴しました。
社会福祉法人信愛会 理事長 奥津 匡俊様
「高齢化が進む土肥地区の町に素晴らしい贈り物ができることに、職員・地域を代表し、御礼を申し上げます。」
社会福祉法人誠信会 理事長 長谷川 文徳様
「小規模多機能施設に軽自動車を寄贈いただいたので、スムーズに利用者様のご自宅の玄関先まで行くことができます。車いすもベルトで引き上げることができ、利便性も高く、ありがたいです。」
社会福祉法人ラルシュかなの家 施設長 佐藤 言様
「車いすを利用されている入居者様の通院の際、これまでは大きなワンボックスのリフト車で送迎しており、病院の駐車場で入居者様を降ろすのはとても大変でした。今回軽のスロープ車をいただいたので、病院への送迎が楽になります。」
社会福祉法人斉慎会 特別養護老人ホーム西之島の郷 施設長 成田 将史様
「コロナ禍という不安定な社会情勢の中で、社会福祉施設がどういった役割を担っていくのか真価が問われておりますが、今後もご利用者様の立場になってどうするべきか考えていきたいと思います。」
社会福祉法人公友会 理事長 鈴木 崇史様
「浜松市北区は狭い道が多いので、コンパクトな軽自動車は重宝します。また、福祉車両という物的な支援は大変ありがたく、鈴木道雄記念財団様の福祉業界を応援してくださる温かい気持ちが、職員にとって何よりの励みになります。」
社会福祉法人新和会 特別養護老人ホーム燦光 施設長 小笠原 昌之様
「今回寄贈いただける車両は、車いすを乗せても4人乗ることができるため、送迎の効率が良くなります。また、車いすの隣に職員が載ることができるので、利用者様も安心できると思います。」
社会福祉法人千寿会 特別養護老人ホームみさくぼの里 施設長 伊藤 初江様
「現在所有している軽の車いす車両は2台ありますが、どちらも10年以上乗っており、利用者様や職員の乗り心地が良くないだろうと心配しておりました。今回寄贈いただけましたので、安心安全に使っていきたいと思います。」
閉式後、寄贈車両の前で記念写真の撮影を行いました。
今回は久しぶりに寄贈先の皆様とお会いすることができました。
そして、寄贈先の皆様の喜びの声を直接聞くことが、財団にとって事業活動の励みになると、改めて実感いたしました。
鈴木道雄記念財団は今後も、車両の寄贈を通じ、皆様のお役に立てるよう、邁進してまいります。
さて、今回の寄贈により、静岡県内で活躍する鈴木道雄記念財団号は28台となりました。
これからも、施設を利用される方、その方々を支える家族の方、職員の方、皆さんの笑顔を乗せて走ってくれることを願っています。