お知らせ

９月１４日、浜松市南区のスズキ歴史館において、「第２回 福祉車両寄贈式」を開催しました。

当財団では、障害者・高齢者の皆様への福祉向上を目的として、福祉車両や電動車いすの寄贈を行っています。

第2回目となる今年度は、4月に静岡県内の社会福祉法人を対象として福祉車両等の寄贈先募集を開始いたしました。その結果、新型コロナウイルスの蔓延により大変なご苦労をされている時期にもかかわらず多くの法人様からご応募をいただき、当財団の審査委員会による審査を経て、6法人の皆様に福祉車両をお渡しする運びとなりました。

寄贈式では、初めに当財団の鈴木修理事長が「鈴木道雄記念財団は地方に貢献するため、創業者鈴木道雄の遺徳を偲んで設立したのがはじめでございます。」と挨拶を行った後、目録の贈呈が行われました。

（鈴木道雄記念財団理事長　鈴木修）

目録の贈呈後、各法人の代表者様からご挨拶を頂戴しました。

社会福祉法人 御殿場市社会福祉協議会　会長 三井米木様
「施設の定員を増やしたことにより、車両が足りなくなったため、ありがたいです。地域貢献のために有効に使用させていただきます。」

　

社会福祉法人 裾野市社会福祉協議会　会長　望月康男様
「デイサービスセンターいずみ荘は裾野市で最初に設立したデイサービスセンターになります。車両も老朽化をしておりますためよりありがたく、大切に使わせていただきます。」

社会福祉法人 なごみかぜ　理事長　大場保治様
「重度障がい者のグループホームにおきまして、通院や外出のために、大切に使わせていただきます。」

社会福祉法人 天竜厚生会　理事長　山本たつ子様
「山間僻地で送迎に利用しますが、山道がたくさんあり道路も狭いため、軽自動車は大変ありがたいです。」

社会福祉法人 聖隷福祉事業団　理事長　山本敏博様
「リハビリに特化したデイサービスの送迎車両として考えております。地域の方からも喜ばれると思います。」

社会福祉法人 十全朋友会　十全グループ介護施設統括責任者　松下昇様
「施設内で働くスタッフの士気も高まり、これからの地域社会における高齢者介護に今まで以上に貢献できるのではないかと思っております。」

閉式後、寄贈車両の前で記念写真の撮影を行いました。

昨年寄贈致しました４台と合わせて、静岡県内で活躍する鈴木道雄記念財団号は１０台となりました。

施設を利用される方、その方々を支える家族の方、職員の方、皆さんの笑顔を乗せて走ってくれることを願っています。