公益財団法人 鈴木道雄記念財団

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鈴木道雄の歩み

「第1回 福祉車両寄贈式」を開催

2019.09.10

9月5日、浜松市南区のスズキ歴史館において、「第1回 福祉車両寄贈式」を開催しました。

当財団では、障害者・高齢者の皆様への福祉向上を目的として、福祉車両や電動車いすの寄贈を行っています。
この度、行政や社会福祉協議会の皆様のご指導ご協力を得て、本年4月に静岡県内の社会福祉法人を対象として福祉車両等の寄贈先募集を開始しました。

その結果、事業初年度にもかかわらず多くの法人様からご応募をいただき、当財団の審査委員会による審査を経て、4法人に福祉車両をお渡しする運びとなりました。
寄贈式では、初めに当財団の鈴木修理事長が「創業者鈴木道雄の遺徳を偲び、公益財団をつくって社会に貢献できる事業を行いたいと考えたところ、福祉事業をやろうというアイディアが出ました。財団の基本財産を増やし、将来にわたって福祉に貢献したいと考えています。今日は第1回目として、4つの法人様に福祉車両を寄贈することができます。喜んでお受け取りください。」と挨拶を行った後、目録の贈呈が行われました。

                   
                 (鈴木道雄記念財団理事長 鈴木修)

目録の贈呈後、各法人の代表者様からご挨拶を頂戴しました。

社会福祉法人 御山会 理事長 山﨑勝郎様
「富士で18年前に施設をオープンしましたが、福祉事業の状況は大変厳しく、開業時からの軽自動車はぼろぼろになってもまだ使っています。福祉車両を寄贈頂き、職員一同大変ありがたく思っております。これから一生懸命この車を使って、頑張っていきます。」

                   

社会福祉法人 松風 理事長 松原孝昌様
「高齢化が進み、福祉施設では車両をはじめとする設備の重要性、必要性は年々増しております。私ども施設職員、頂いた車両を大切に扱い、一層のサービス向上に努めてまいります。」

                   

社会福祉法人 たんぽぽ会 理事長 長坂輝夫様
「施設利用者のみなさんも、そして家族のみなさんも、そしてまた地域のみなさんも、施設の方たちだけの頑張りだけなくて、皆さん方が施設を支えいただける、そういう思いが、法人や職員が頑張れる源となっています。今日、福祉車両を贈呈いただいて、職員にとっては大変喜ばしく、改めて感謝を申し上げます。」

                   

社会福祉法人 七恵会 理事長 増田公基様
「在宅介護を続けるには、車が欠かせません。今回頂きました送迎車両を活用して、地域のお年寄りを支える、地域のお年寄りを支えているご家族を支える、その家族を支えている地域全体を支えるということで、皆様と一緒に地域の皆様の幸せを支えていきたい、今回寄贈頂いた車を有効に活用させていただきます。」

                   

閉式後、スズキ歴史館正面玄関にて、寄贈第1号となる車両の前で記念写真の撮影を行いました。

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いよいよ鈴木道雄記念財団号が皆様のお役に立てる日が来ました。

施設を利用される方、その方々を支える家族の方、職員の方、皆さんの笑顔を乗せて走ってくれることを願っています。

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